係長は部下面談を効果的に活用しよう

「日頃から顔を合わせているので、改まって部下と面談する機会が少ない」
「必要なとき以外は、部下とは面談しない」

部下と面談しない係長が増えています。

その背景には、膝をつき合わせて行うコミュニケーションが希薄化していることがあったり、「お互い忙しいのに、わざわざ時間を割いてまで面談する必要性がない」ということがあったりするようですが、係長にとって部下との面談は、成果を高めるための有効な場でもあります。

部下面談は、活用の仕方によって大きなパフォーマンスを生み出す機会です。せっかくの機会を有効活用しないのは、係長としてもったいないですね。

係長が、部下との面談を通じてやらなければならないことは、「係長としての役割を果たすこと」と「部下をサポートして成長を促進すること」の2つに集約されます。

係長としての役割を果たす、これは、仕事上の成果をきちんと出すということです。部下の成績が思わしくないとき、部下が何らかのトラブルや問題を抱えているとき、部下面談を行うことによって、問題解決へと導く必要があります。係長は、部下からのヒアリングで状況を確認し、上司に相談しながら必要な対策を講じなければなりません。

また、部下をサポートして成長を促進することも大切です。面談によって部下がやる気を失うようでは問題があります。部下に厳しく指導することも係長の役割ですが、一方で部下を動機付け、成長への意欲を喚起することも重要な役割です。そのためには、自ら胸襟を開き、オープンマインドで部下に接することが大切です。係長が心を開けば、部下も心を開いてくれます。部下と目線を合わせて、労いや励ましの声をかけていきましょう。

その他にも、係長が部下との面談を通じて得られるメリットは多くあります。

  • 自分自身の仕事に対する考え方や意思を再確認できます。
  • ビジネスで必要となるコミュニケーションスキルが養われます。
  • 部下から直接情報収集することで、部下の価値観を理解することができます。
  • 部下と同じ方向を向くことで、仕事の成果が出やすくなります。

部下面談を有効に活用して、チームの力を高めていきましょう。

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